株に関しては初心者の私ですが、株主優待のクロス取引以外でも株式投資にチャレンジしようとしています。
初心者でもリスクが低く、かなりの確率で大きな儲けを出せる方法があります。
それは、新規公開株(IPO)を狙うことです。
株式市場に未上場の企業が上場しようとする前に公募で株を購入し、上場と同時に売却することで売却利益を得ようというものです。
今回は、このIPOについて簡単にご紹介したいと思います。
IPOとは
IPOとは、冒頭にご紹介した通り、未上場の企業が新規に株式を公開することです。
カブドットコム証券のホームページによると、以下の通りです。
株式上場に際し、通常は新たに株式が公募されたり、上場前に株主が保有している株式が売り出されます。これら株式を証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOといいます。
上場前の価格が高くて、上場後の株価が自分が購入した価格より安くなれば儲かりませんが、企業側としては少しでも多くの株主を集めたいため、上場前の公募価格は上場後の予想株価よりもかなり抑えられるのが普通です。
つまり、上場前に安く買い、上場後に高く売ることができるケースが非常に多く、投資家にとっては比較的低リスクで儲けを出すことができます。
下記の表は、2017年に売り出されたIPO株を初値で売却した場合に、投資家の得る利益がどれだけ大きかったかを比較した表です。
この表の通り、初値が公募価格の何倍にもなっている企業も多くあり、最低単位の100株の購入で数十万円から100万円以上の利益となることもあります。
2017年の1年間で新規上場したのは90社で、そのうちなんと82社で初値が公募価格を上回ったそうです。勝率でいうと90%以上です。
また、不幸にも初値が公募価格を下回った場合でも、大幅に下がるケースはあまり見られません。2017年度で最も大きく下がったケースでも下げ幅は6%ということです。
このように、低リスクで大きく儲けることのできるIPOの存在を知って、私も参加しようと証券会社のお世話になることになりました。
各証券会社でのIPO
IPOに参加するにあたり、各証券会社でどのようにIPOを扱っており、私のような初心者が参加しやすい証券会社はどこか、調べてみました。
まず、一般論ですが、証券会社の店舗の窓口で申し込む「店舗証券」よりも「ネット証券」のほうがIPOに向いています。
店舗証券でIPOを申し込む場合、口座の資産高や証券会社の商品の取引実績が多い顧客に優先的にIPO株が割り当てられる傾向にあります。
資産高が何億もあるとか、世の中にはとんでもないお金持ちの方もいるので、そのような方と張り合えるほど資産に余裕があるのでない限り店頭証券は避けたほうがいいでしょう。
通常はネット証券で、IPOの割り当てが平等となる会社を選択しましょう。
マネックス証券
マネックス証券では応募口数の大小に関わらず、全ての申込者が公平に抽選されます。
保有資産の多少に左右されないという意味で、庶民の味方です。
SMBC日興証券
ネット証券であるダイレクトコースは、マネックス証券と同様に公平抽選です。
総合コースは店頭証券となりますので、庶民はダイレクトコース一択です。
SBI証券
SBI証券は平等抽選ではなく、応募口数に比例した抽選ですが、抽選にはずれると「チャレンジポイント」というものがもらえ、チャレンジポイントを貯めると抽選にあたりやすくなります。
まとめ
今回は新規公開株(IPO)を上場前に入手して確実に大きく儲ける方法について御紹介しました。
リスクも少なく、大きく稼げるため、こんなにいいことはないように思えますが、難点は、IPOを上場前に入手するための抽選が激選となり、なかなか当たらない、ということです!
宝くじか何かのつもりで、私は気長にトライし続けようかと思います。