松井証券、カブドットコム証券、SBI証券のクロス取引(つなぎ売り)手数料を比較してみた

今月の株主優待クロス取引(つなぎ売り)での失敗を踏まえ、今後の作戦を考える意味でもここで一度証券会社の手数料比較をしてみたいと思います。

先月まではクロス取引のコストは多くのケースにおいてSBI証券が安くなる傾向にありましたが、今月からSBI証券の一般信用取引(短期)の返済期限が15日と長くなったことから、貸株料の上昇を加味して、手数料を比較してみます。

今月の私の失敗談についてはこちら(↓)。

2018年2月の株主優待をSBI証券のクロス取引で取得予定でしたが、SBI証券の一般信用取引の期限が従来の5日から15日へと大きく延長されていたのに気づかず・・・・。

クロス取引(つなぎ売り)手数料の比較

クロス取引は信用売りと現物買いを同時に行いますが、信用売りにおいて「逆日歩」の心配がない一般信用売りができることを大前提とします。

逆日歩はいくらかかるか全く読めないので恐ろしいですから、私は完全にスルーします!

そして、一般信用売りのできる証券会社には以下のようなところがあります。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • カブドットコム証券
  • 松井証券
  • 岩井コスモ証券

このうち、比較的一般信用売りで扱う銘柄数が多い松井証券、カブドットコム証券、SBI証券について、比較してみました。

貸株料の比較

各社の貸株料の利率(年利)は以下の通りです。

  • 松井証券 年利2.0%
  • カブドットコム証券 長期 年利1.5%、短期 年利3.9%
  • SBI証券 年利3.9%

実際の貸株料は売りのポジションを持つ日数と上記利率により変わってきます。

現物取引手数料の比較

各社の現物取引の手数料を比較します。

松井証券

松井証券は現物取引、信用取引を合わせた1日の約定金額合計で手数料が決まります。

現物取引・信用取引を合わせた手数料は以下の通りです。

1日の約定金額合計 手数料(税抜)
10万円まで 0円
30万円まで 300円
50万円まで 500円
100万円まで 1,000円
200万円まで 2,000円
100万円増えるごとに1,000円加算
1億円超 100,000円(上限)

カブドットコム証券

約定金額 インターネット通常手数料(税抜)
10万円 90円
20万円 180円
30万円 250円
50万円 250円
100万円 990円
200万円 1,890円
400万円以上 3,690円

SBI証券(スタンダードプラン)

1注文の約定代金 手数料(税抜)
5万円まで 50円
10万円まで 90円
20万円まで 105円
50万円まで 250円
100万円まで 487円
150万円まで 582円
3,000万円まで 921円
3,000万円超 973円

信用取引手数料の比較

各社の信用取引の手数料を比較します。

松井証券

前述の通り、現物取引、信用取引の合計の手数料を支払うことになります。

合計の手数料を再掲します。

1日の約定金額合計 手数料(税抜)
10万円まで 0円
30万円まで 300円
50万円まで 500円
100万円まで 1,000円
200万円まで 2,000円
100万円増えるごとに1,000円加算
1億円超 100,000円(上限)

カブドットコム証券

カブドットコム証券は前営業日の建玉残高や約定金額によって手数料の割引が得られますが、資金にかなりの余裕がないと割引対象となりませんので、ここでは考慮対象外とします。

約定代金 手数料
10万円以下 99円
20万円以下 179円
30万円以下 249円
40万円以下 349円
50万円以下 449円
60万円以下 539円
70万円以下 629円
80万円以下 719円
100万円以下 760円
200万円以下 940円
500万円以下 1,100円
500万円超 1,200円

SBI証券(スタンダードプラン)

1注文の約定代金 手数料(税抜)
10万円まで 90円
20万円まで 135円
50万円まで 180円
50万円超 350円

合計金額の比較

以上にご紹介した、貸株料、現物取引手数料、信用取引手数料の合計を以下に示します。

なお、貸株料率は松井証券:2.0%、カブドットコム証券:1.5%(短期)、SBI証券:3.9%14日間分の貸株料として計算しました。

また、それぞれの合計金額は税抜表示です。

約定金額 手数料合計額(円)
松井証券 カブドットコム証券 SBI証券
5万円 38 218 215
10万円 77 247 330
20万円 453 474 539
30万円 530 672 879
40万円 807 829 1,028
50万円 884 987 1,178
60万円 1,460 1,514 1,735
70万円 1,537 1,752 1,884
80万円 1,614 1,989 2,034
90万円 1,690 2,178 2,183
100万円 1,767 2,325 2,333
150万円 3,151 3,243 3,176
200万円 2,153 3,981 4,263
300万円 5,301 5,616 5,759
400万円 7,068 7,091 7,255
500万円 8,836 7,667 8,750

先月までは、SBI証券の一般信用取引(短期)の返済期限が5日間でしたので株を借りている期間が必然的に短くなり、貸株料が安く抑えられた結果としてほとんどの価格帯でSBI証券が有利でした。

ところが、今月から返済期限が15日に延長されたこととなり、15日間近く保有した場合は利率の3.9%という高さが響き、手数料の優位性がほぼなくなりました。

現時点では、差はわずかですが、全体的に松井証券が有利ですね。

ただ、今回はSBI証券の手数料プランをスタンダードプランとして計算しましたが、1日に複数銘柄を約定させるケースではアクティブプランが有利な場合もあり、複数銘柄を対象に考えると手数料の差も少なくなる(ひょっとして逆転もあるかも??)と思います。

まとめ

今回は松井証券、カブドットコム証券、SBI証券で株主優待取得のためのクロス取引(つなぎ売り)を実施した場合の手数料について比較してみました。

その結果、SBI証券は以前のような手数料面での優位性がなくなることがわかりました。

ただ、私はIPO(新規公開株)の取得の意味でもSBI証券を利用しているので、この程度の差であればSBI証券を利用することになると思います。

なお、SBI証券の口座をこれから開設されるという場合は、ポイントサイト(ハピタスなど)を経由すると4,000ポイントももらえますよ。

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